カテゴリ: 連れ回されたお見合い

ちょっと気まずそうにする店員さんを前に、彼がいいました。

はげさん「注文、全部キャンセルで。」

もう、なんか有無を言わせない感じで言い放ちました。。

めぐ「あ、すみません。注文取り消せますか?」

仕方なく、店員さんに聞いてみると、とても感じの良い店員さんで、ちょっと戸惑いながらも、「大丈夫ですよ。」と言ってくれました。

めぐ「すみません。。。」

そういって気まずそうにしていると、はげさんは「行きましょう。」といってお店の外に出てしまいました。

えーーーーー。なんなのこの人・・・・。なんだかもう、イライラと、あきれの入り交ざった気持ちになるめぐ。。。

はげさん「あっちに行きましょう」

そう言ってはげさんはまたスタスタと歩いていってしまいました。。。

仕方なく、付いていくめぐ。。。

そして、今度はオフィスビルに入っていきました。オフィスビルなので、週末で基本的には休館中っぽいのですが、一応ロビーには入れるようになっていて、そのロビーの隅にトイレに続く細い廊下があったんですね。。。で、はげさんはそちらの方に進んできました。

ん?トイレに行きたいのかな?と思って付いていくと、なんとびっくりな発言が・・・

はげさん「ここで話しましょう。」

そういって、彼は、トイレの前においてあった椅子を指差したのでした。。。
え、、、お見合いですよね?お休みのオフィスビルに勝手に入り込んで、そのトイレの前の椅子で話をするんですか・・・

めぐ「え、、、ここで話すんですか??」

はげさん「周りに人がいる場所では話せないでしょ。」

そう言って彼はもうその椅子に座ってしまいました。。。

めぐ「あ、やってないみたいですね、、、。
さっき、来る途中でスターバックスがありましたが、あそこでどうですか?」

もう、この時点で、実は25分くらい経ってたんですよね。なので、時間もあまりないし、早く近場ですませたかった。。。

すると、彼が、ものすごく不機嫌そうに言いました。

はげさん「え、、、お見合いなのに、スターバックスですか・・・。まあいいか・・・。行ってみますか。」

めぐ「もうあと30分くらいしかないので。行ってみましょう。」

なんか、こちらも少しイラっとしてしまいました。で、時間を延ばすという発想はまったくなし  
もう早く帰りたい・・・としか考えていませんでした。
そして、今度はめぐがスタスタと歩き出します。で、はげさんがあわてて付いて来る番に。

だいぶ駅から離れた場所だったので、スタバで席も空いてました。で、振り返って、はげさんに言います。

めぐ「ここでいいですか?あの奥の席とかどうですかね?」

はげさん「いいですよ。」

めぐ「では、私、席を取ってくるので、先に注文していてください。」

はげさん「わかりました。」

めぐは席をキープするためのカードをテーブルに置いて、はげさんの並んでいるところに戻りました。

めぐ「何にされますか?私はラテにしようかな~」

はげさん「なんか色々ありますね。でも僕はコーヒーかな。」

そして早速オーダーの順番がやってきました。

はげさんは「コーヒー」と無愛想にいいます。で、私の注文はしてくれる気配が全くなかったので、仕方なく自分でいいました。「あと、ラテもお願いします。」

その時に、びっくりな発言が飛び出したのです。

はげさん「あ、やっぱりやめます。」

めぐは最初、はげさんが、コーヒーから他のドリンクに変更するのかと思いました。たぶん、店員さんもそう思ったようです。しかし、はげさんは、スタバでお茶するのをやめる、と言い出したのです。。。

めぐ「え、、、他に行くんですか?」
はげさん「やっぱり、こんな場所ではちゃんと話せないでしょ。」

こんな場所では、って、店員さん目の前にいますが・・・

で、どこか他のホテルのラウンジにでも行くのかと思いきや、はげさんは、シャングリラから、八重洲の雑踏の方へと向かっていきます。。

え、、こっちの方にホテルとか、あったっけ???

しかし、めぐとはげさんはだいぶ距離が離れていたので、「こっちの方にホテルがあるんですか?」等と話しかけることもできません。。。ただ、彼を見失わないように付いていくめぐ。でも、本当はこの時に、はぐれてしまえば良かったんですよね・・・

で、やっとはげさんがとあるビルに入っていきます・・・

しかしそこは、いわゆるお見合いに使うようなホテルではなく、いかにもな、ビジネスホテル・・・ 

え、、、とためらっていると、そのビジネスホテルの1階にある喫茶店の前で立ち止まるはげさん。
もうね、ラウンジでもなければカフェですらない、ちょっと古い感じの、キーコーヒーとかの青い看板が出ているような、ザ・喫茶店なんですね 
しかも・・・お休み中でやっていないし・・・。

で、はげが、あ、いや、ハゲさんが、言いました。

はげさん「仕方ないから、他へ行きましょうか・・・。まったくどうなってるんだよ・・・。」

そう言われても・・・って感じですが、仕方なのでフォローします。。

めぐ「残念でしたね。。他にどこか思いつく場所とかありますか?週末だし、混んでそうですかね・・・」

はげさん「向こうにホテルのカフェがあるから行ってみましょうか。」

めぐ「はい、そうですね。」

まあ、東京駅なので、いくつかホテルはありますし、カフェもたくさんありますよね。ただ週末であいてるかな・・・とは思いましたが。
で、はげさんはつかつかと歩いていきます。。で、ここで、早速ひとつ物申したいことが・・・ 

歩くの、早すぎ・・・ 

めぐ、女性にしては歩くのは早い方なんですよ。でも、なんか、もう小走りにしないと付いていけないような速さで歩いていってしまうはげさん。。。

ええ、走って付いていきましたよ・・・ 

めぐは良く知らなかったのですが、お見合いの際、だいたいの場合は、ホテルのラウンジが予約されていて、結婚相談所のアドバイザーさんから、

「○月○日に、○○ホテルのラウンジをxxx様のお名前で予約していますので、直接ラウンジでお席にお着きになってお相手をお待ち下さい」
という連絡をいただくことがほとんどだったんですね。

ただ、たまに、「ラウンジの前で待ち合わせです」と言われることがあり、その際にも、
男性とラウンジ前でお会いして、男性側が「○○で予約しています」といって席に通されていたので、当然今回もそうなっているのかと思いました。。。。

しかし、これはめぐの勘違いで、アドバイザーさんから「ラウンジの前で待ち合わせです」と言われた時は、双方の相談所はラウンジの予約まではしてくれていなく、あくまでも、先方の男性が「個人的に」予約してくれていただけだった様なのです・・・。

そこまでシステムを詳しく知りませんでした 


で、このハゲは予約してなかったんだよね・・・。。
で、ホテルのラウンジが一番激混みな、週末のティータイムに、「なんでそんなに混んでるんだ」といって不機嫌になっているのですよ・・・ 
で、どうするのよ・・・??

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